玄々堂君津病院

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千葉日報に当院看護師のインタビューが掲載されました

2016年7月15日発行の千葉日報に、当院の看護師のインタビューが掲載されました。

千葉日報社による企画で、おもに千葉県の学生とその保護者に向けて、看護師という職業をピーアールするためのものです。現役の看護師が、看護師を目指したきっかけや、看護師になってから経験したことを語っています。

千葉県内の病院の2名の看護師のインタビューが掲載されましたが、そのうち1名が玄々堂君津病院の町田看護師です。

2016年7月15日千葉日報「看護師という選択」

記事

看護師の仕事はたいへんできつそう-って思っていませんか。もちろん病気を抱えた人やケガを負った人に接するのだから責任は重大。だからこそやりがいも充実感もあるようです。進路をまだ決めかねている学生の皆さんの参考になればと、2人の看護師の仕事ぶりを紹介します。1人は出産後もスキルアップして第一線で活躍するまママさん看護師、もう一人は看護の世界に飛び込んだばかりの青年看護師です。

協力:公益社団法人千葉県看護協会

出産後も力発揮できる仕事

医療法人新都市医療研究会「君津」会 玄々堂君津病院 町田洋子さん(42)

産休、育児休暇を経て常勤に復職。小学生2人の"ママ業"をこなしながら、糖尿病外来を中心にベテランの看護師としてリーダーシップを発揮している。「看護には無限の力がある。患者と触れ合い、悩みを解決する手伝いができる看護師の仕事は楽しい」と笑顔を見せた。

新潟県津南町の生まれ。

看護専門学校を卒業し、東京都内の大学病院で外科病棟などに勤務。夫(37)の転勤でそれまで縁のなかった千葉に引っ越すことになり、2004年3月、大学病院を退職し、同年10月、玄々堂君津病院に再就職をした。

集中治療室(ICU)に1年間勤務した後、05年に長男を、09年には次男を出産。ともに育児休暇を取得した。「休暇中も仕事がしたいと思っていた」と迷わず現場復帰を決めたが、勤務形態を時間が融通しやすいパートに切り替え、院内の託児所に子どもたちを預けた。「小学校1年生まで預かってくれるし、急な残業でも夕食を食べさせてくれるので、安心して業務に就けた。すごく助かった」

子どもたちも成長し、今は常勤の外来看護師に。「病棟勤務に比べ夜勤の負担が軽い」職場だが、仕事と子育ての合間に勉強を続けて糖尿病療養指導士の資格を取得。看護はもとより、糖尿病の予防教室などでも欠かせない存在だ。

順調に歩んできたように見えるが、挫折しそうになったこともある。一つの病棟に特化した専門的な大学病院の看護に比べ、民間病院では幅広い知識が求められた。「大学病院では分担がはっきりしていたが、ここでは幅広い仕事をこなさなければならず、あらためて勉強し直した。苦労もあったが、その分やりがいも感じている」と打ち明ける。

厳しくても続けられたのは「仲間の助けがあり、環境に恵まれた」から。同僚の"先輩ママ"から子育てのアドバイスを受けたことも。「毎日新しい発見があり、毎日が勉強です。患者一人一人のためにも、いろいろな知識を身につけたい」と前向きだ。

これからも看護師を続けるとの意志は固い。「患者と医師の間に立ち、診察が患者にとってより良い時間になるように」と張り切りながら、自らの経験を振り返り実感を込めた。「看護師は出産した後でも力を発揮できるような選択肢がたくさんある。自分に合ったところから始めればいい。魅力的な仕事です」

 


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