診療部方針
診療部は"臓器ではなく人を診る"医療による地域貢献を目指しております
特定の臓器だけを診察する(他の臓器には関心を示さない)医療ではなく、病気を人の一部ととらえながら、どのように治療していくかを、患者さまといっしょに考えていく姿勢を大切にしています。
診療部長ごあいさつ<患者さまへ>
近年、日本の医療の専門分化が進むにつれて、体を部分でしか捕らえない医師が増えてきました。たとえば胸が苦しくて受診しても"心臓は異常ありません。 私は心臓以外は見ませんので他に行ってください"といった診療です。もちろん高度の専門教育しか受けていない医師が増えたこともありますが、その裏の理由には、"専門以外の医療に手を出して間違いを犯したくない"といった心理が働いていたり、経過によっては訴えられる可能性もある現在の時勢に対する防衛意識もあります。
これでは診断のはっきりした特定の患者さまへの対応はできるものの、日常生活の中での体の問題点に総合的に相談に乗る医療が枯渇してしまいます。 私は、この点に関しても可能な限り相談にのる姿勢を大切にしていきたいと考えています。 当然、それぞれの医師は何でもできるわけではありませんし、専門外の領域にむやみに手を出したりすることはありません。 しかし患者さまの希望があれば、たとえ専門外であっても、問題に耳を傾け、他の医師に相談し、可能な検査を行い、わかる事を説明し、結果として当院で対応できない疾患であれば更に高次病院をご紹介するといった形でお役にたてることもあると考えております。
前置きが長くなってしまいましたが、私たち診療部は特定の大学の人事ではなく自由な意思でこのフィールドに活躍の場を求めて集まった医師で構成されています。 また各科が独立するのではなく、内科も外科も同じ医局に所属して、とてもよい横のつながりを持ちながら診療に当っています。 そのため医師は出身大学や出身医局も様々であり、個性ある能力を持った人材がそろっていて、お互いに協力し情報交換しながら科を越えた医療が行えているのが特徴です。 患者さまに対しては各医師の専門技術や特技を生かしつつ治療に当たっておりますが、たとえ専門領域でなくても積極的に相談に乗る姿勢を大切にしています。
次に当院の診療内容の特徴をピックアップしてご紹介いたします。
- 1、腎不全診療、腎臓内科、腎臓外科、急性血液浄化療法
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当グループの特徴は、維持透析患者数が560人に及び(本院および2クリニック)、年間60例以上の透析導入をおこなっていることです。
腎疾患における地域の中核病院であり、初めてのたんぱく尿から臓器不全に対する急性血液浄化療法、さらに透析治療を受けている患者さまの手術や救急対応、累計5000例を越えるバスキュラーアクセスに対する手術(年間約300)やインターベンション(年間約140)、そして腎移植のマネージメントまで腎臓病患者さまのかかえる問題に総合的に対応しております。
さらに新病棟は、病院透析室、急性血液浄化療法に対応した集中治療室、病棟透析が可能な病棟からなり、更にチャレンジングで充実した最新の医療提供を目指しております。当院に通っておられる透析患者さまが更に安心して医療を受けられるような体制を目指しております。
- 2、内分泌、代謝領域
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糖尿病、内分泌外来には3000人以上の患者さまが通院され、外来におけるインスリン指導や糖尿病教室、糖尿病教育入院など充実した診療をおこなっております。
医師、専門看護師、管理栄養士、薬剤師による総合的な個別指導が可能です。 さらに甲状腺疾患や副腎疾患といった内分泌疾患や、高脂血症や肥満などにも専門的に対応していて、外科的にも甲状腺、副甲状腺、そして副腎の手術やインターベンション治療をおこなっております。
- 3、消化器病領域
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消化器領域では上部下部内視鏡検査(上部消化管は年間 約3500例、下部消化管 約1300例、ERCP約100例)に加えて、粘膜下層切開などの早期がんに対する各種内視鏡的治療(年間約70例)を積極的に導入しております。
また肝炎をはじめとする各種肝胆道系疾患、炎症性腸疾患などの内科的疾患に加えて、胆石をはじめとする良性の外科疾患にも内視鏡治療から手術療法まで個々の病状にあわせて対応しています。 外傷以外の腹部救急疾患に関しても内科的、外科的に集学的に治療しており、たとえば臓器不全を合併した急性膵炎に関しては動注療法やCHDFなどの血液浄化療法を組み合わせた治療から、外科的なドレナージまでおこなっております。
ガン治療に関しては、早期がんに対する内視鏡手術や鏡視下手術の導入に加えて、透視下や超音波ガイドによる各種インターベンション、さらに必要に応じて化学療法などを組み合わせるなど集学的な治療をおこなっていることが特徴です。 特定の治療法に固執するのではなく、それぞれの患者さまの病態や社会環境に合わせた治療法を最優先しております。 残念ながら当院で治療して完治されなかった患者さまに関しては、緩和ケアまで含めた連続した診療を心がけております。
- 4、一般内科領域
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外来を中心に、発熱や腹痛、頭痛などの日常に遭遇する異常に対応しております。
希望があれば病態に応じてCT、MRI、内視鏡などの検査を比較的簡単に受けることができます。 病状によっては入院していただいたり、当院の専門外であればより高次病院をご紹介するなどが可能です。 訪問看護ステーションと協力した訪問診療や、老人急性期医療をおこなっております。
- 5、外科系領域(一般外科、消化器外科、腎臓外科、泌尿器科)
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外科系は消化器外科を中心に、血管外科、腎不全外科、内分泌外科、泌尿器科を守備範囲としていて、当院の内科系専門領域における外科手術にはすべて対応しております。
手技的には鏡視下手術などの体にやさしい手術を取り入れていますが、なによりも安全で確実な手術を心がけています。 腎不全や臓器不全のある患者さまの外科手術経験が豊富で、すべての外科医が消化器外科と血管縫合手技を研修し、さらにに臓器不全に対する急性血液浄化療法に習熟しているのが当院外科の特徴です。
また泌尿器科手術もおこなっており、腸閉塞や腹膜炎などの腹部の救急疾患にも可能な限り対応しております。
- 6、外来専門診療
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一般内科外来から、関連大学病院や基幹病院からの専門医による専門外来を設けています。
神経内科、循環器内科、物療内科(リウマチ、膠原病)、血液内科、腎臓内科、呼吸器内科、整形外科、泌尿器科、血管外科、乳腺外科、腎臓外科、他などの専門外来医を擁しており、地域の患者さまに身近でありながらも、最新の医療も提供できる外来を目指しております。
最後になりますが、当院は最新のMRIやCT、内視鏡をそろえているだけではなく、コメディカルの努力によって、それらの機動性が極めて良く、臨機応変な検査対応が可能です。現在の医療はティーム医療です。 医師、看護師、コメディカルが患者のために積極的に協力し合うことが良い医療を行うことに不可欠であると私は思います。 その点に関して当院は素晴らしい協力関係が得られていると自負しております。
玄々堂君津病院 副院長(診療部長兼任) 大崎慎一
診療内容
- <入院>常勤医師による完全主治医制
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一般内科・外科
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消化器内科・外科
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血管外科
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腎臓内科・外科
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代謝内科
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泌尿器科
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集中治療・血液浄化療法
- <外来>常勤および大学病院からの非常勤医師による専門外来
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一般内科・外科
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消化器内科・外科
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整形外科
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血管外科
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腎臓内科・外科
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神経内科
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物療内科(リウマチ・膠原病)
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代謝内科(糖尿病・内分泌)
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呼吸器内科
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透析・腎不全・バスキュラーアクセス
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泌尿器科
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⇒詳細は外来担当医師診療予定をご覧ください
2010年診療部ニュース
当院外科チームが医学雑誌“臨床外科”に紹介されました
- 2010年新スタッフ
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放射線科・関先生
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大腸肛門外科・塩入先生(外来、病棟)
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萩野先生(病棟)
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佐々木先生(外来、大腸肛門外科)
常勤医師を募集しています!!
⇒詳細は職員募集のご案内をご覧ください。
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